【防災】熊本地震で得た教訓〜地震が起きたときの対応〜
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熊本地震で得た教訓サムネイル

 

こんにちは。Hugh(ヒュー)です。

 

阪神大震災、東日本大震災、熊本地震、今回起きた北海道の地震。

ここ30年でこんなに大地震が起こっています。

地震と言えば何かと話題になる南海トラフ大地震

今後30年間に発生する可能性は80%とも言われています。

私達が生きている間にはほぼ起っていまうと考えた方がいいかもしれません。

前回の記事で地震にたいする日常からの備えについて書かせていただきました。

 

よろしければこちらも読んでいただければと思います。↓↓↓

 

前回に引き続き、今回も地震に関することに書いていこうかと思います。

今回は、自宅にいて地震が起きた時にやるべき事を書いていきます。

 

目次

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地震が起きた時にするべきこと

地震

 

家にいる時に地震が起きた時にはどうすればよいのでしょうか?

揺れ始めた時は、まず、自分の身を守ることを第一優先にしてください。そして、パニックにならないことです。

近くにテーブルなどがある場合は下にもぐったり、それが出来なければ、見の近くにあるモノを自分の頭の上に持ってきて頭を守ってください。

揺れがおさまったら、下記にあるように冷静に対処してください。

 

1.ガスの元栓を締める

火

 

地震時に一番怖いのは火災です。

調理中に揺れがきたらとにかく早く、ガスを止めてください。

揺れがおさまったところで、ガスの元栓を締めてください。

家事の元になる事はもちろんですが、怖いのはガス漏れです。避難したあとにガスが漏れ、部屋にガスが充満してしまうとちょっとした静電気でも爆発してしまいます。

火元の処理は迅速に行いましょう。

 

2.安否を確認する

スマホ

 

地震の直後は電話回線はパンクします。

地震が発生したら、同じ地域の人が一斉に電話で安否確認を始めます。そうなると、回線がパンクし、電話が一切繋がらなくなります。しかし、意外だったのは、LINEでの通話は繋がったのです。通話ではなくても、TwitterやLINE、Facebook、InstagramなどのSNSからメッセージを送ることはできます。

また、NTTや携帯電話キャリア会社であるdocomo、au、softbankなどは災害伝言ダイヤルを設けています。利用方については下のリンクからご確認してください。

・NTT

・docomo

・softbank

・au

 

3.風呂釜に水を貯める(水の確保)

水の確保

 

私自身、断水が一番堪えました。

地震直後は、水道は出るかと思います。特にマンションやアパートの人は断水する前に、まだ貯水槽の中に水があるはずです。蛇口を捻って水が出るうちは早めに風呂釜や殻のペットボトルなどの容器にできるだけ水を溜めましょう。溜めた水は主にトイレに使うことになるでしょう。トイレを流すにはかなりの量の水を使用します。汚物がトイレに貯まるともちろん衛生的によくありません。空気も悪くなるし、感染症などの原因にもなる可能性があります。

そういった理由から水の確保は優先的に行いましょう。

私が熊本地震で被災した際には、井戸水がある場所の情報を探し、組ませてもらった経験があります。

事前に井戸水がある場所を把握することも大切になるかと思います。

 

4.電源ブレーカーを落とす

ブレーカー

 

通電火災を防がねばなりません。

阪神大震災の被害を拡大させた火災・。

6割は通電火災とも言われています。

したがって、避難所などに向かう前には必ず電源ブレーカー落としてください。

強い余震などで、家電が倒れる➝ショートを起こす➝家事になる という事が考えられます。

しかし、ここで気をつけなければいけないことは、冷蔵庫や冷凍庫の中身です。

3日間は大丈夫という事も言われていますが、これは早めに捨ててしまうなど処理をしていただく事が大事と思います。

 

5.洗濯機に繋いでいる水栓の蛇口を締める

洗濯機の水栓

 

近所の住人の方にご迷惑をかけてしまう可能性があります。

これもよく聞く話なのですが、洗濯機に繋いでいる水栓を閉じ忘れた人が、避難場所へ移動後に強い余震が起こり、洗濯機が倒れ、洗濯機と水栓を繋いでいたホースが取れ、周辺が水浸しになってしまったという事があったそうです。

建物にとって水を被るということは大変なダメージです。一戸建ての人がそういう状況になって今っても自分が困るだけなので、まだいいのですが、アパートやマンションで2階以上に住まわれている人は下の階の人にも迷惑がかかってしまいます。自然災害のことですので、止む終えないかもしれませんが、最大限に被害を抑えることを頭に入れて必要があると思います。

 

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めちゃくちゃになった部屋は一週間は放置すること。片付ける前に写真を撮影する。

これも私の経験でのお話ですが、熊本地震では2回も大きな地震が立て続けに起こりました。

1回目の地震の時、食器棚は倒れ、食器はほとんどが地面に落ちて割れてしまい、タンスも倒れていました。私は、自宅はそのままにして、車の中に避難しました。この時、大きな余震(震度6弱・震度5強)が立て続けに頻発し、とにかく、家の外に出ることで頭がいっぱいでした。自宅はそのまま放置しておきました。

私は勤め先へ向かいました。幸運なことに私の勤め先ほ会社社屋の被害は軽く、屋根が少し傷んだ程度で済みましたが、社内はめちゃくちゃになっていました。

営業を再開すべく、丸1日をかけ、なんとか営業できるくらいまで片付けましたが、結局無駄な作業となりました。。。。(泣)

そう、まさかの2度目の震度7が来たのです!

さすがに、気持ちも萎えてしまって、1週間は片付けをする気持ちにもなりませんでした(笑)

こういった事もあり、片付け中に大きな余震が来ることもありますので、すぐに片付けるのではなく、少し期間をあけて、地震が落ち着いてからゆっくり片付けるようにしましょう。

もうひとつ、絶対にやってほしいことは、部屋がめちゃくちゃになって大変かと思いますが、ケータイ電話やスマートフォンで写真を撮影してください。これは、自治体から発行される罹災証明を受け取るのに必須です。また、保険会社にも提出しなければいけません。片付けなくちゃという焦る気持ちは一旦抑えて、できるだけたくさんの写真を撮るようにしましょう。

 

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まとめ

これまで書いたことは、最低限の処置です。

厳密に言うとまだまだすべき事たくさんはありますが、最初に書きました通り、自分の命が一番最優先です。

今後も私の震災の経験を元にみなさんにお伝えできればなと思っていますので、ご参考までにこの記事を見て頂ければと思います。

 

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