【クラウド化できるNAS】Synology DS216jを使ってみた感想
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DS216jサムネイル

 

こんにちは。Hugh(ヒュー)です。

私は、Amazonや価格.comなどで売上№1である「Synology(シノロジー)」社の「DiskStation DS216j」を使っています。使い始めて1年が立ちますので、使ってみた感想等を書いていこうと思います。

 

目次

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1.そもそもNAS(ナス)って何?

ナス?

NASとは「ネットワークアタッチストレージ」といい、ネットワークに接続されたストレージを指します。

通常の外付けハードディスクはパソコンに現在では当たり前になっているUSBなどの外部インターフェースに接続して利用します。基本的にそのパソコンでしか、外付けハードディスクを使うことが出来ません。しかし、その外付けハードディスクを共有化し、パソコンもファイルサーバー化すれば他のパソコンからも接続する事ができます。しかし、そのパソコンは常時電源を入れっぱなしにしないといけないし、パソコンにかける負担もあります。NASだとパソコンがいらず、独立したストレージがネットワーク上にありますので、だれでもアクセスすることができます。さらに、これはNASの種類にもよりますが、外付けハードディスクを接続することができ、定期的に自動でバックアップをすることができます。

 

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2.選んだのはsynology社の「DiskStation DS216j」

DS216j

私は、物を購入する時は、YahooショッピングやAmazon、楽天、価格.comなどのレビューを入念にチェックします。私が購入した時点ではこのDS216jは価格.comで第1位でした。NASの本体とストレージ内蔵ハードディスクは別売りではありますが、これもこれで利点があり、自分で必要な分だけの容量のハードディスクを購入すればいいので、自分に合ったNASを利用することができます。メーカーもASUSなどを排出している親日の台湾ということもあり、購入する決断に至りました。

 

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3.「DiskStation DS216j」を選んだ理由

クラウドアイコン

一番の決め手は、NASをクラウド化できるというところです。

私は仕事等の関係上、GoogleDriveや、DropBox、MEGA、OneDriveなど、クラウドストレージサービスを利用していました。経費の節約志向が高い私は、無料で多く利用できるストレージを利用していました。容量が多いものでしたら、MEGAが50GB使えるのですが、残容量が気になることや、セキュリティ面などが気になりどうにかしたいなと思っていました。そこでいろいろ調べると、クラウド化することができるNASがあるという情報を見て、調べてみるとこのSynology社のDiskStation DS216jでした。もともと、外付けハードディスクをファイルサーバー代わりに使っていたのですが、耐久性と電源を入れっぱなしにしないといけないというパソコンへの負担が気になり、NASの購入を考えていたところでしたので、まさに「一石二鳥」な情報でした。NASのクラウド化については今後記事にしていきたいと思いますので、お楽しみに!

 

4.気になるスペックは?

今回、私が使用した「DiskStation DS216j」の気になるスペックですが、主なスペックは下記のようになります。

ハードウェア

CPU Marvell Armada 385 88F6820 デュアルコア 1.0GHz
RAM サイズ DDR3 512MB
最大内部生容量 16TB(8TB x 2 ハードドライブ)(実際の容量はボリュームの種類により異なります。)
外部ポート USB 3.0 ポート ✕ 2
サイズ (HxWxD) 165mm x 100mm x 225.5mm
重量 0.88kg
LAN Gigabit (RJ-45) X 1
ワイヤレスのサポート あり(ワイヤレス ドングルは含まれていません)
AC 入力電源電圧 100V ~ 240V
動作温度範囲 5°C から 40°C(40°F から 104°F)
保管温度 -20°C から 60°C(-5°F から 140°F)
相対湿度 5% から 95% RH

 

全般

ストレージ管理 最大ファイル システムのサイズ:16TB、最大内部ボリューム数:256、最大 iSCSI Target:10、 最大 iSCSI LUN :10
対応する RAID タイプ Synology Hybrid RAID (SHR)、Basic、JBOD、RAID 0、RAID 1
ファイル共有機能 最大ユーザーアカウント数:1024、最大グループ数:256、最大共有フォルダ数:256 CIFS/AFP/FTP/File Station の最大同時接続数:128
セキュリティ FTP over SSL/TLS、IP 自動ブロック、ファイアウォール、rsync を介した暗号化されたネットワークバックアッ プ、HTTPS 接続
対応クライアント Windows XP 以上、Mac OS X® 10.7 以上、Ubuntu 12 以上
対応ブラウザ Chrome™、Firefox®、Internet Explorer®: 8 onwards、Safari® 7 以降、Safari (iPad® では iOS® 7 以降)、Chrome (タブレ ットでは Android 4.0 以降)

注目すべきは最大対応容量ですね、なんと16TBまで対応してます。想像できませんね(笑)動画ファイルをバンバン入れても大丈夫なんでしょうね!私の場合もそこそこ動画ファイルを取り扱いますので、5TBのHDD ✕ 2本で10TBの容量を使っています。そして、NASなので当たり前ですが、RAIDを組むことができます。私の場合は、RAID 0モードを採用しています。サーバー管理上他人にはあまりおすすめできないのですが、このDS216jにはUSB3.0ポートが2つも付いているので、外付けハードディスクを2本付けして、常時ミラーリングをするようにしているので、ハードディスクに異常があっても、データは保全出来るようにしているのです。サイズもコンパクトで、コネクタが必要にはなりますが、無線LANにも対応しているようです。通信速度はRAIDのモードを何にするかによって多少変動はあるかと思いますが、ギガビット対応のルーターでしたら、読み込みと書き込みともに100MB/sという結果でした。家の中で利用する分なので個人的にはそこまで速さは必要ないので、これで十分かと思いました。

 

5.操作しやすい管理画面

管理画面

DiskStationが使いやすい点はいくつかありますが、中でも管理画面が使いやすいという声が多いかと思います。実際に私も利用していますが、WindowsやLinuxのUbuntuの画面を操作する感覚に近いかと思います。ちなみに、管理画面は専用ソフト等ではなく、Google ChromeやEdgeなどのブラウザで操作します。必要に応じて、アプリケーションをデスクトップに配置できたり、ウィジェットなどの設定もできますので、とても使いやすいように感じました。

 

6.豊富なアプリケーション

アプリケーション管理画面

アプリケーションの多さには正直驚きました。写真や動画、音楽、ファイルの管理、セキュリティなど。その他にも、アパッチやPHP、Python、Ruby、ワードプレスまでインストールすることができます。現時点(2018年9月現在)で103種類ものアプリケーションが揃っています。これは、サードパーティーによる開発も進められているようですので、今後も増えていくかと思います。このアプリケーションについても記事にしていきたいと思います!

 

7.バックアップについて

バックアップアイコン

外付けハードディスクにミラーリングができる!

これも、一般的にNASには標準装備となっているかと思いますが、バックアップ機能が付いています。スペックの所でもご紹介しましたが、外付けハードディスクを2本差しすることができます。バックアップの取り方も、二重にバックアップをとるなどいろいろなやり方が出来るのが、気に入っています。

 

8.外部からのアクセス

Synology社から、スマートフォン用のアプリケーションもリリースされています。
「DS file」「DS video」「DS note」「DS audio」「DS photo」「DS cam」などがあります。
こちらも、今後記事にしていきまますので、お楽しみに!

 

9.まとめ

今回ご紹介した「DS216j」。
結論から言えば、大変満足しています!
私はこういったパソコン周辺機器に関しては、とてつもなく満足したいタイプなので、ちょっと辛口めだと自覚しています。(笑)
それでも、この「DS216j」に関しては、これまでの悩んでいた部分を一気に解消してくれました。とても優秀です。現時点のモデル「DS216j」は型落ち商品になりつつあります。今は、後継機の「DS218j」という製品が出ているようですので、こちらを選択肢にいれてもいいかもしれませんね。いずれにしても、人にオススメできる製品でしたので、ご紹介させていただきました。

ぜひ、ご参考までに!

 

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